デトロイト秋のファン祭に行ってきた話
9月14日、まだまだ暑さの残る東京にて三度目のデトロイトオフ会が開催されました。
抽選だったのですが、まさかの当選。
前回の新宿フラックスで開催されたオフ会にも参加できただけに、ありがたい気持ちで参加してきました!
前回、前々回と大変豪華な方がゲストでしたが、今回はなんと!Detroit: Become Humanを作った神デヴィッド・ケイジ氏とクアンティックドリームの共同CEOギョーム・ド・フォンドミエール氏!
前回は中継での質問タイムでしたが、今回は直接、ご本人に、質問できるのです!
二次制作してる身としては嬉しい反面、色々と覆されそうで戦々恐々です。前回は新発見ばかりでしたが……
デトロイト秋のファン祭の始まり
受付からゲームの世界
場所は都内日本橋某所。
会場に着くと入り口前に受付のクロエ嬢とノース姐さんが!
この受付で事前に割り振られた番号とTwitterネームを告げます。
参加費を支払い、カンパの箱に気持ちを込めてお金を入れます。
割り当てカラーの名札シールを受け取り、会場内へ。
開始30分前に開場すると書かれていたせいか、もうすでに参加者がほとんど集まっていました。
立食形式ですが、ほぼ座れるくらいの席は用意してありました。
参加傾向は圧倒的に女性が多く、男性は数えるほどでした。
個人的に男性の方のデトロイトの感想が聞きたかったのですが、ちょっと勇気が出ず聞かずじまいでしたが・・・・・・
空いている席に座り、開始を待ちます。
隣は嬉しいことに制服姿のカーラさん。
気恥ずかしさもあってなかなか話しかけられないまま、今回の主催者・始条さんとayakaさんがステージ代わりの広いスペースに立ちました。
遂に始まりです。
言葉の壁
前回も思いましたが、始条さんはTwitterアイコンとそっくりです。
ここまで似ている人もなかなかいないでしょう。
ayakaさんは綺麗で落ち着いた感じの方で、白いTシャツをセンス良く着こなしていました。
店内に流れるデトロイトのサントラの音量が下げられ、主催者の挨拶とこれからの流れ、注意点が話されます。
そして遂にスペシャルゲストの登場です。
デヴィッド氏とギョーム氏、クアンティックドリームのスタッフ二名が一緒に登場です。
沸き上がる歓声!拍手!
「顔が小さい」「足が長い」という感嘆の声!
二人から挨拶が英語であり、それをayakaさんともう一人で通訳してくれます。
私はほとんど英語は分からないのですが、デヴィッド氏が何度も「Crazy」と言うのだけは聞きとれました。
きっとここまで熱狂的に、奥深く、考察やファンアートが発表されるとは思ってもみなかったのでしょう。
日本のファンはCrazyかもしれない。いい意味で。
時間も押すので個別の質問タイムの前にみんながするであろう質問タイムが設けられます。
そう、DLCは出るのですか?とか、公式グッズ販売はないのですか?とか。
ここはギョーム氏と一緒に答えてくれます。
DLCは出るのですか?→予定はない。他のを開発中だからね。
公式グッズ販売はないのですか?→今準備中だよ。(数週間後にはオープンしてるかもと聞こえましたが、確証はないです)
オーケストラ公演は?→デヴィッド氏「やる予定はないよ。でも、とても曲はいいので個人的にはやれたらいい」ギョーム氏「OPのピアノの曲はデヴィッドが弾いてるんだよ。彼は歌もうまいんだ。」
アートブックは発売しないのですか?→やりたいけど予定はないよ。
そしてお土産持ってきたよ!と宣言。
主人公三人・ロゴ・アンドロイドマーク・LEDのデザインステッカーとクアンティックドリームとデトロイトのロゴが入ったストラップを参加者分用意して掲げてるではありませんか!
更に上がる歓声!
何という神対応!
この後の質問タイムで手渡ししますと!
そして、このタイミングで予想外のゲスト・カーラの吹替をされた佐古真弓さんが登場!
何が何だか!
交流タイム
A~Eの順番に呼ばれます。私はCグループですのでしばらく待ちます。
待っている間は立食形式で各自食事とファン同士の交流を楽しみます。
そもそもTwitterで呼びかけられたオフ会なので、ほとんどが「どこかで見た名前」な人ばかりです。勇気をもって話しかけて、ここからリアルの交流が始まっていました。
店内にはファンアートやジオラマが展示され、それを見ているだけでも楽しいですし、コスプレイヤーさんたちは完成度が高く、存在自体が目の保養です。
用意された食事はどれも美味しく、ソフトドリンクのほかにお酒も注文できたのは嬉しかったです。
私は名刺を用意していなかったのでその場で検索してフォローする形をとっていましたが、別のフォロワーさんはちゃんと名刺を用意してきていました。さすがです。
気付けばローカライズを担当された石立大介さんと谷口新菜さんが!
ファンの集いですがゲストが豪華すぎて異次元です。
質問タイム
質問タイムは事前に割り振られたアルファベット順に区切られ、店内奥のソファスペースでデヴィッド氏対ファン多数のグループディスカッション形式で行われました。
専属同時通訳が付き、生の声がデヴィッド氏に届けられます。
遂に私のグループの順番が回ってきました。
ソファに腰かけ、デヴィッド氏に向き合います。
個人個人の質問を短時間で答えるのかと思っていたら挙手形式で質問するようで、小学校の授業並みに手を挙げねばならず、結局私は他の人に譲ってしまいました。
でも、とても面白い質疑応答でした。
※ここからはうろ覚えの内容です。メモを取らなかったことをお許しください。
質問 アラン隊長のフルネームを教えてください。
アラン隊長?えっと……沢山書いているから誰なのか思い出せないよ。
(チャプター1のコナー初任務で出てくるSWATのボスですよとみんなから指摘が入る)
たぶんマイケル?かな?キャプテンかも。名前ないのかも。
質問 RK900はとても強そうに見えます。どこがRK800と違うのでしょうか?
質問 RK800はあの後廃棄されてしまったのですか?
服が白いから大きく見えるけど、体格は同じだよ。
ただ、 RK900はRK800のよくなかったところを全てグレードアップしているんだ。
能力は勿論、パワーもあるし、強い。
RK800は変異したけどRK900は変異しない。
機械は次々新しいものが改良されて出てくる。
それは「よりよいもの」にする為なんだ。
RK900が誕生したのはRK800が世の中に出て体験してきて改善点を見つけられたから。
直すべきところを確認するためにはバラバラにしなければならない。
彼を廃棄して次の機体が跡を継ぐのは大切なこと。
そうしないと新しいものは生まれない。
彼らは機械だけれど受け継いでいくのは人間にも当てはまることだから。
他にも何点か質問があったはずなのですが、もう忘れて……すみません。
質問が1だとすると10くらいで返してくる上に、もっとたくさん話したいオーラがデヴィッド氏から出ていて、対面する大切さがひしひしと感じました。
時間になり立ち上がると、ギョーム氏が先ほどのステッカー付ストラップを持ってきて笑顔で直接手渡ししてくれました。感無量。
終わりの時間
元の席に戻り感想を話している間に最後のグループが終わり、終わりの挨拶がはじまりました。
抽選で選ばれた方にツーショットの写真撮影とサインのプレゼントが!
事前に番号を伝えられているので、自分の番号が引かれるのを祈るように待ちます。
始めはコスプレイヤーさんから。
次にファンアートを展示してくれた方。
最後に全員から。
私は残念ながらハズレましたが、隣に座っていた制服姿のカーラさんが何故か二度も引き当てていて引きの強さに驚きました。
プレゼントは後ほどとし、改めて二人から感謝の言葉をいただきました。
そして始条さんのお返しの言葉も熱いものがありました。
最後に集合写真をたくさん撮り(オフ会共有用、クアンティックさん側のスタッフ共有用)、最高の笑顔で解散となりました。
総括
こんなに豪華なファンの集いってあるか?
と今まで地味に生きてきた自分にとっては驚きしかないオフ会でした。
ファンレターを書くことはあっても、直接やり取りすることなんてそうあることではありません。しかも、今回の相手は海外の方です。言葉の壁、距離の問題、ほかにもいろいろあり、会えることなんてないはず。
それがまさか会えることになるとは!
こんな機会をくれた始条さん、ayakaさんに感謝しかないです。
本当にありがとうございました。
それから、ファンの交流はとても楽しいです。
もし機会が目の前に転がってきたら絶対掴みに行ってください。
新しい世界がそこにはあります。
全てがいい方向に変わるとは言い切れませんが、間違いなく人生の大きな糧にはなります。私はなりました。というか、進行形です。
東京ゲームショウすごい
ここからはおまけです。
地方から遠路はるばる東京へ行くので「ついでに東京ゲームショウも見てくるか!」と思った私はもう少し考えるべきでしたね。
クタクタです。
そもそも東京暑いですしね。
でも、その疲れをふき飛ばされました。
各会社の圧倒される展示の数々!
開発途中でも存分に楽しませてくれる試遊!
綺麗で可愛いコンパニオン!
作りがプロなコスプレイヤー!
何より一番驚いたのが、物販へ移動する途中に一般に紛れてすごい人が!
この状態で気づいたのは私だけのようです……
ねぇ?この人達は偉い人達ですよ?
なぜ一般通路を?と思ってたら案の定、通路の端にオフィシャル専用通路が。
ちゃんと誘導もいて声かけてるのに
ギョームさん、「いいよいいよ」って手を振ってる。
よくないよ!
つい呼び止めて「こちらを通られた方がいいですよ」と区切りロープを上げてしまいましたよ。
ギョームさん、「ありがとうございます(日本語)」とくぐって専用通路を歩いてくれました。勿論デヴィッドさんと一緒にいたクアンティックドリームの方も。
よかった……大事には至らなかった。
親切心だけで行動して後から「なぜあの時にサインを貰わなかったのか!」と頭を抱えたのは言うまでもありません。オフ会でサインが抽選になるとはこの時考えてもいない。
この時に移動していたのはコスプレエリアでデトロイトコスの方々と集合写真を撮るからだったんですね。写真がクアンティックドリームのTwitterアカウントからUPされていますので興味ある方は見てみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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